「あ~!!なんか食べたい気分!」
ストレスが溜まってやけ食いってよくあるパターンですね。それが週に1度くらいならいいかもしれませんが、頻繁に続くと体重や体脂肪増加に繋がってしまい、
「やっぱり私にはダイエットは無理…」
と自己嫌悪に陥ることも少なくありません。できればこの悪習慣をなくしたいと願っているダイエッター達のために「ストレスでの暴飲暴食をやめる」方法を書いていきます。
ストレスで食べてもストレスは解消できない
イライラするから、ストレスが溜まったから食べる!と食べたところでストレスは解消しません。食べてストレスが解消されていたら自殺者は増えないし、こんなに自己啓発の本が売れたりしません。
ただ、ストレスを感じて何かを食べることで気持ちが和らぐことはあります。友人と一緒に彼氏の愚痴を言いながらフライドポテトを食べる…、今日も仕事頑張ってきたから自分を励ますためにアイスを食べよう…、
この方法で対処をしているとコントロールが効かなくなってきます。ネガティブな気持ちになった時に食べ物に逃げている人は今すぐ見直しましょう。
そもそもストレスで食べてしまうのはなぜ?
ストレスや感情的になったときに食べ物を口にしてしまうのは、その行為が不快な状態をいい方向に持っていけると思っているからです。
時には意識的に食べたりもするかもしれませんが、大抵の場合は無意識です。本来なら食事は足りないエネルギーや栄養を補うものですから、空腹になったときに食べるものです。人は食事をするとドーパミンが分泌され、一時的に気持ちが和らぐことを本能的に理解しています。簡単に済ませられるのでついつい食べてしまうのでしょう。
身体が食べ物を欲するのは空腹だから?感情的なものから?
なぜ太ってしまったか?単純に考えると食べ過ぎだからです。食欲が湧くのは空腹で欲しているのか?感情が欲しがっているのかを見分ける必要があります。
感情的な空腹の例
- 突然訪れる。急に「○○が食べたくなった」などストレスを感じた際にすぐ食欲が湧いてくるもの
- 甘いものや脂質が高い、高カロリーなものが欲しくなる。しかも具体的に欲しくなります。単に”チョコレートが食べたい”ではなく、”ス○バの新フレーバーフラペチーノが飲みたい”となります。本当に身体が空腹なら何でもいいと思いませんか?
- 感情的な空腹は腹八分目を無視します。基本、胃袋が8割程度満たされれば満腹中枢が働いて食欲が収まるのですが、感情的な空腹の場合はそれが無視されることが多く、食べ過ぎてしまって後悔することが多いです。
ストレスからくる空腹とうまく付き合っていかなければいけません。いくつかの対策を挙げてみます。
- 食事日記を付ける:食事日記をつけると”どんなことが合って食べてしまっているのか?”が知ることができます。そのときに空腹度をレベル別に分けて、更に自分の気持ちも一言書いているといいですね。
- 自分の気持ちに素直になる:まずは自分の感情を認めましょう。ムカついたり、悲しかったり、苛立ったり、色々あっていい気分にはならないかもしれませんが、そのこと自体は危険ではないので無理に正そうとせず認めちゃいましょう。
- 自分の感情をコントロールしてみる:ストレスがかかると毎回のように食べ物に逃げてしまうことは、うまく自分の感情と向き合えていない証拠です。ストレスを感じて食欲が出てきたら今一度自分に問いてみましょう。「今、食べなかったとしたら最悪なことは何が起きる?」。食べないことでストレスに感じるかもしれませんが、それもすぐに通り過ぎます。
- 食べる以外の発散方法を探す:少し時間を作って食べること以外に発散方法を見つけましょう。瞑想する、ウォーキング、運動、音楽を聴く、など、食べること以外に目を向けてみましょう。
まとめ
自分に優しくなり、向き合う時間を作りましょう。これらの方法を試してダメならご相談に乗りますよ。
