サウナで汗をかくとすっきり!ホットヨガで汗をかくと痩せる!岩盤浴で汗をかいて痩せる!
そう、汗をかくと”痩せる”イメージがありますが、実際のところどうでしょう?
今回はサウナのダイエット効果について書いていきます。
基本的なサウナの入り方
サウナは基本、熱さと冷たさを交互に繰り返して血管や神経に刺激を与える「温冷交代浴」がメジャーです。
サウナで身体を温め、水風呂で一気に冷やすことで血管や神経に刺激を与えます。この刺激が身体の機能を活性化して色んな効果をもたらしてくれます。
目安としてはサウナ(6分~10分)、水風呂(1分~2分)、休憩(5分~7分)を1セットとして3セットぐらい行うと良いとされています。もちろん個人差はありますから無理はしないでくださいね。ちなみに私はサウナ自体が苦手なので1セットできればいいくらいです。
汗をかくので水分補給は忘れないでくださいね。
サウナのダイエット効果
サウナのダイエット効果ですが、サウナに入ることによって身体の中ではタンパク質が傷ついてしまっています。
タンパク質の損傷ってダイエットの天敵じゃん!って思うかもしれませんが、ヒートショックプロテインという傷ついたタンパク質を修復し元気な状態のもどしてくれる働きがあります。
その作用で「褐色脂肪細胞」を活性化させてくれます。褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼させてくれる働きがあり、きちんと働くことで免疫力もあがり、痩せやすい体になると言われています。
このあたりが「ダイエットにサウナがいい!」と言われる所以なのではないでしょうか。
サウナはダイエット以外にも嬉しい効果がある
褐色脂肪細胞を活性化するので痩せやすい体になるのは嬉しいですが、他にも色々嬉しい効果があります。
- むくみ改善
- 冷え性
- 美肌
- 疲労回復
- リラックス
- 不眠症
- 自律神経を整える
女性に嬉しいのは「むくみ」と「美肌」効果ですね。汗をかいて毛穴が開き新陳代謝があがります。老廃物をどんどん体外に出すことで綺麗な肌をつくることができますね。
ダイエット目的のサウナの注意点
サウナには嬉しい効果も沢山ありますが、以下の場合は使用を控えたほうがいいでしょう。
アルコール摂取の前後
血行促進で酔いが回りやすいので避けたほうがいいでしょう。
食後すぐ
食後は内臓に血液を集めたいのですが、サウナに入って全身に血液を巡らせてしまうと消化不良を起こす場合があります。
とても疲れているとき、病気のとき
サウナは疲労回復に効果的ですが、極度の疲労感がある時や、病中、病後はおすすめできません。体力が落ちている時はサウナを避けましょう。
高血圧
「温冷交代浴」は刺激が強いので、冷水ではなく、身体の水気をふき取って休憩所で身体を冷やすという方がオススメです。血圧も自然と高くなるので注意が必要です。
まとめ
サウナで一時的に体重が減ることを「ダイエットに効果がある」と言ってはいけませんよ。
汗をかいて体重が軽くなったのは「水分が抜けただけ」ですから、水を飲んだら元通りです。だからと言って水分を抜いた状態でサウナに長時間入ると脱水症状で倒れてしまうこともあります。
そのため水分はしっかり補給しましょう。
ダイエットの本質は「栄養8割、運動2割」です。ただサウナに入れば痩せる!ってもんでもないことは、あなたなら分かっていると思います。日々の食事コントロールと適度な運動に+αとしてチョイスするならいいかもしれません。