『どうすれば痩せますか？』
何度この質問を受けたでしょうか？こんなに情報が溢れており、方法もいくらでも出てくる日本で、未だにこの質問を頂きます。
悲壮な決意で聞く人もいれば、軽い感じで聞いてくる人もいます。今回は「どうすれば痩せる」について書いていきます。
小学校一年生の宿題からダイエットを学ぶ
我が家には小学校1年生になる息子がいます。学校からは毎日宿題が出ており、親が宿題チェックもしなきゃならんのです。算数ドリルなどは最後のところに答えがついています。
そこをチラッと見ちゃえば答えは書いてありますから、宿題を済ますことは簡単なわけです。ただ、答えを丸写ししているから解き方が分からないのです。
どうすれば痩せるのか？なんてことは答え丸写しと同じことです。ちゃんと自分で考えればどうすれば？なんて質問は出てこないんですよ。みんな立派な大人でしょ？っていうか痩せる方法なんて知っているでしょ？
運動して食事を摂生する。
たったこれだけで痩せていきます。人間の身体はそういう風にできていますから！このことを初めて知った！という方はさすがにいませんよね？
ただ、「運動して食事を摂生するんですよ」と答えると「知ってますよ～」と仰る。こういう人が「どうすれば痩せますか？」という質問をする場合は、こんな意味が込められています。
「どうすればラクに簡単に努力せずに痩せることができますか？」
ってことでしょ？こういうことを聞く人に限ってダイエットを舐めており、ダイエットに投資を行いません。その人にとってダイエットが優先順位が低いのです。そんな人は少し痩せても「若干の小デブ感」を保ちながら「痩せないのよね～」を繰り返すだけでしょう。
なんで痩せるのか、どういう経緯で痩せていくのか、どうやって継続させていくのか、ダイエット中に注意しなくてはいけない点は？などなどそういった事を全部すっ飛ばした『答え』というのは何も実を結びません。
行動した結果やプロセスがその人に合ったダイエット法であり、解き方をマスターしないと維持することは難しいです。だって理屈がわかっていないからね。
「どうしたら痩せるか？」なんて調べたりするよりも、30分走った方が痩せると思いません？結局、自分が行動しなければ何も変わらないのがダイエットです。