ダイエットの知識

【腸活】生きたまま腸に届く!はあなたには全く効果がないという真実

生きたまま腸に届くっていうから一週間飲み続けているんですけど、便秘が全く解消されないです
パドメ
あやや
全ての乳酸菌が誰にでも効果があるとは限りませんよ!人の腸内細菌は3万種類で1000兆個あります。そのバランスは1人1人違うので相性があります。目安として二週間くらい飲んでみるといいかもしれませんが、効果を感じないなら試行錯誤して変えていくほうがベターです。
えー!乳酸菌っていっても色々あるから分からないんですね
パドメ
あやや
乳幼児のころに腸内細菌のタイプが決定するみたいです。ただ、日々の食事や生活スタイルを改善することで細胞を活発化することができます。

乳児期で決まる腸内細胞

腸内環境は9歳ぐらいまでに決定しまうと言われています。なので赤ちゃんのときになるべく沢山の種類の菌を取り込むことが大切です。

腸内細菌の多くは赤ちゃんが産道を通ってくるときに、お母さんの腸内細菌を受け継いでいるといわれています。お母さんの腸内環境の状態が赤ちゃんの腸の状態にも影響を与えてしまいます。帝王切開の場合はおっぱいやお母さんとの接触などで菌を得ていきます。

ですから、昨今の感染予防などで過剰な消毒、滅菌は赤ちゃんが獲得できる菌が少ないまま腸内環境が決められてしまいます。赤ちゃんがなんでも口に入れるのは菌を取り入れるためだともいわれています。

加齢や生活の乱れによって悪玉菌が増えますので、あなた自身の腸内細菌の特徴を知ることが健康への近道でしょう。

ほとんどの乳酸菌はそのまま体外に排出される事実

生きたまま腸に届く!とよく聞きますが、あくまで腸に至るまでの消化酵素や㏗といった条件をそろえた装置の中で検証しているにすぎず、実際にヒトの体内に入ってから生きたまま腸に届いているかどうかは、誰も確認していないのです。腸を切って調べるわけにもいきませんからね(笑)。

さらに腸内フローラの研究が進んだ今では、外から入ってきた菌が、仮に腸まで生きたままたどりついたとしても、腸にもともといる菌の集落に定着することはまず期待できないことが確実にわかってきました。

常在菌はあなたの腸の先住者です。長い年月をあなたと共に暮らしていた順応性の高い菌です。そこに、何者かもわからない菌がきても、そうそう仲間には入れてもらえません。同じ善玉菌とはいえ、生まれたときからずっと腸内細菌として棲みついている自前の善玉菌にとって、食べ物として外からやってきた乳酸菌は「よそ者」です。

その菌が、どんなに身体にとって良いとされる菌だとしても、腸内フローラという菌社会に定住できなければ、健康に寄与する物質はつくれません。そして実際、ほとんどの菌は定住できず、そのまま腸を通り抜けて、排出されてしまいます。これを「通過菌」というそうです。

仮に1週間前から食べ始めた乳酸菌が効果が無いのは腸にとっては「普通」のことなんですよね。そんなに簡単に定着するなら食中毒の原因菌などの、身体に害をもたらす菌もたやすく定着、増殖しやすいということになってしまいますし、そうなれば命に関わります。

ですから、【腸活】というもので「〇〇菌」「ビフィズス菌△△株」などは我々の周りに溢れていますが、効果は人それぞれなのであまり期待して摂取するものでもないということです。

善玉菌を増やすには食物繊維がおすすめなので、野菜食べるといいですね。

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