これはダイエットを数カ月頑張った後のお話…。
よく質問されることも多いのですが…
- 食事制限でダイエットを成功した後、食事って戻していいですか?
- 目標体重までいった後はどうしたらいいの?
について説明します。
ダイエットのスピードは人それぞれ!大きく分けて3パターン
ダイエットで多くの人をサポートしていると、大きく3パターンに分けられます。
- 体重、体脂肪が思うように減らない人
- 体重、体脂肪は減ってきているが目標まではまだの人
- 体重、体脂肪も理想まで減らせた人
それぞれについて説明していきます。
1・体重、体脂肪が思うように減らない人
数カ月ダイエットやってみたけど、思うように減らない、減っているけど割合が小さい場合です。(他の栄養指導や代謝を上げるための運動指導を行った話として)
1日の糖質量を抑えます。糖質は1日に30g以下に抑えられるといいですね。脂肪は緊急時のためのエネルギーなのでなかなか使われません。長期的に続けることで脂肪燃焼までこぎつける人もいます。特に何かしらの病気で薬の服用をしている人は落ちにくい傾向があります。
まずは身体に栄養を満たすことを身体が優先します。健康になったら脂肪燃焼効果が高まります。特に、減りが悪い人の特徴として「食べる」「糖質量が多い」「便秘が酷い」「代謝が悪い」「更年期でホルモンバランスが悪い」ということが多いです。
これはダイエットスタートしないと分からないこともあります。体重、体脂肪が全然減らなかったけど骨粗しょう症予備軍の人が骨密度が実年齢より若くなったケースなどもあります。
2・体重、体脂肪は減ってきているが目標まではまだの人
体重、体脂肪が順調に減ってきているけどまだ目標まではいっていない人や、目標まで近づいているけどなかなか減らない人のパターン。
体重、体脂肪はどんどん減りが少なくなってきます。80kgの人が2kg落とすのと、50kgの人が2kg落とすのではそもそもの脂肪量や筋肉量も違いますからね。
目標体重があるのなら食事内容は守る方がいいでしょう。本人は自身でもコントロールできる!という自信が付く時期になります。そういった意味では”更に自分に厳しくすること”で目標に近づけるでしょう。
3・体重、体脂肪も目標まで減らせた人
もちろん!目標体重まで減らせたとしても大切なのはその状態をキープすることです。太っていたころの食事量に戻してしまうと、またあの太った過去に元通りになります。
ここまでくると自分でコントロールできますので、甘いものや糖質は”嗜好品”として捉えることが出来ると思います。(健康的に痩せた方はね)
数カ月間の無理のない食事コントロールでいかに無駄に食べてしまっていたのかを体感できているはずですし、1日にご飯を2回も食べていたら「多いな…」と感じることになるでしょう。
ただ、お友達と一緒に外食したり、家族でお出かけして糖質が多いものを食することもあります。お好み焼き、お寿司、パスタも美味しいですよね(笑)。そのときも計算してください(ある程度で構いません)。
という前後の日はしっかりコントロールしましょう。1日では食べ過ぎかもしれませんが、前後含めて3日で調整したほうが体重、体脂肪も戻りやすいし身体が楽でしょう。
ダイエット卒業後の食事は?まとめ
ダイエット中の食事制限は辛く感じ、目標体重に到達後は食事を元に戻そうと思う人も多いです。しかし、太っている現在のあなたの食事量はあなたの適量以上です。
自分の適量以上に食べてしまっているので、体重や体脂肪が増加してしまいます。70kgの人には70kgの適量、50kgには50kgの適量があります。70kgから50kgにダイエット成功したからといって70kgの適量に戻してしまうと70kgになってしまうのは明らかです。
食事制限と聞くと”食べたいものが食べれなくてキツイ!”と思うかもしれませんが、一度慣れてしまえば健康的にひもじい思いをすることなくダイエットを自分でコントロールできるようになります。
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