ダイエット時に「甘いものをやめる」ことはとても大事ですが、なかなかやめられないのではないでしょうか?
よく精神論で”2日に1回にする”とか”1週間頑張ったらご褒美で食べてもいい”と精神論が主流ですが、あまりに非科学的なのでちょっと科学的に書いていきます。
先に結論を言うと「他の栄養素が足りていないから甘いもので補おうとしている」のです。
ヒトは電化製品と一緒。エネルギーが必要です
電化製品はどんなに優秀でも”電気”がなければ動きません。人の体も動くのにエネルギーが必要です。だから食事をするわけです。
人が考えたり、身体を動かしたり、内臓で消化するために使うこのエネルギーは”ATP”と呼ばれています。簡単に言うと、人が食事をするのは、ATPが日常の生活で消しちゃうのでエネルギー補給=食事、をしてまた動きだすわけです。
人の体にはエネルギーを作る工場が二つある
大きい工場と小さい工場です。
大きい工場ではたくさんのエネルギーを作れます。従業員も設備もすごいので。
小さい工場ではあまり多くのエネルギーが作れません。一人で作っているので限界があります。
私たちの体はまず”小さい工場”で糖をエネルギーに変換します。そして、もっとエネルギーを作りたいときに”大きい工場”に余った糖を与えてエネルギーを作ります。
1の糖質から作れるエネルギーは、小さい工場で作れるエネルギーが2ATP、大きい工場で作れるエネルギーが36ATPです。
というとんでもない差があるんです。つまり、どちらの工場もしっかり稼働すれば合計で38ATPが作れることになります。
ただ、”大きな工場”がしっかり動くには条件があります。
大きい工場には従業員がいっぱいいる
大きい工場はいっぱいエネルギーが作れますが、たくさんの従業員がいます。彼らがいなければエネルギーは作れないのです。しかも大きい工場ですから、働く条件もみんなしっかり持っています。大きい工場がブラック企業なんてことはありませんからね。
この多種多様な従業員=他の栄養素、というわけです。
具体的にはビタミンBや鉄、マグネシウム、鉄、ミネラル…といったところでしょうか。簡単に言うとビタミンとか足りないと1からの糖ではたくさんのエネルギーは作れないってことです。
大きい工場が動かないので…小さい工場が頑張るしかない!
大きい工場が動かないので小さい工場が頑張るしかありません。ただ小さい工場では2ATPしか作れないのです。
でも2ATPなんて普通に生活していたら、すぐ使い切っちゃいます。でも、余った糖でエネルギーを作ることはできません。大きい工場も動いていないし、小さい工場ではやり方を知らないから。
だから、すぐに甘いものを欲しちゃうのです。特にチョコレートを欲するのは暗に”マグネシウム”を求めているような気がしますね。余った糖はもちろん…脂肪に変わっちゃいますよね。
1のエネルギーから上手にエネルギーを作るには大きい工場を動かす従業員が必要になってくるわけです。つまり甘いものが欲しくなっちゃうのはメンタルが弱いからでもなく、頑張れないからでもなく、ただ単に栄養失調を他で補おうとしているだけなのです。
痩せるためにはちゃんと食べろっていうのは、ビタミンやミネラルがないと痩せないってこと
だからダイエットの時に「どうやったら甘いものをやめられるか?」を考えたときに、ただの我慢で頑張ろうとすると無理なわけですよ。エネルギ―不足になって動けなくなりますから。
結構、これって女性にありがちな失敗です。ただ単に我慢すればいいって思っている人が多いのですが、そもそも他の栄養が足りていないから無理なんですよね。生命維持には逆らえない。
まとめ:甘いものがやめられないのは栄養不足なだけ
あなたが甘いものをやめられないのは”意思が弱い”のではなく”他の栄養が足りていないから”なのです。大きい工場がしっかり働いていれば、1の糖で作れるエネルギーが増えますからね。
すると甘いものを体内に入れる必要回数が減ってきますから、無駄に食べなくなっちゃいます。
ダイエットを始める際にビタミンやミネラルの話もするけど、ここがちゃんと理解できていないと、最初だけ頑張ってすぐに挫折してリバウンドする人が多いよね。
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