「朝ごはんはしっかり食べよう」なんて子供のころから聞かされている人も多いのではないでしょうか？
ただ、ダイエッターとしては朝食がどんな影響を及ぼすか気になるところ。その研究がドイツで行われ、消費カロリーを2倍にする朝食を発見したそうです。
それは「朝食を高カロリー、夕食を低カロリーにすること」です。
それにしても、ダイエットの悩みは世界共通なんですね。
朝食は皇帝のように、昼食は王様のように、夕食は物乞いのように食べる
ドイツでは「朝食は皇帝のように、昼食は王様のように、夕食は物乞いのように食べる」ということわざがあります。
先ほどの研究を発表したドイツのリューベック大学の研究チームでは、以下のような実験を行いました。
16人の男性を対象に3日間、低カロリーの朝食と高カロリーの夕食、またはその逆の食事を別々の日に摂取してもらいました。
その結果、高カロリーの朝食を摂った場合には、夕食に摂った場合の2倍の食事誘発性熱産生（DIT）を示したそうです。
食事誘発性熱産生（DIT）とは食事をした後、安静にしていても代謝量が増大することを言います。
このことから、朝食を高カロリーにして、夕食を低カロリーにすることで、1日のカロリー消費量が2倍になるとしています。
また、食後高血糖と高インスリン血症は、朝食後には夕食後より低かったこと、低カロリーの朝食は食欲を増大させることも分かったそうです。
この研究を主導したジュリアン・リヒター博士は「体型に限らず、体重を減らしたい、肥満を予防したいのであれば、朝食を多く夕食を少なく摂ることを推奨する」と述べています。
日本とは逆ですね。夜にしっかり食べたい人が多いです。ドイツでは夕食はスープだけってこともよくあるみたいです。
同じカロリーを摂取しても、なんだか得した気分になりますよね。
逆に朝食を摂らないって人は痩せにくい体質になっていますので、お気をつけてくださいね。
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