ダイエット中ってわかっちゃいるけど食べ過ぎたりしちゃいますよね。
一定の量さえ食べていれば大丈夫なはずなのに満腹感がないことで、ついつい食べ過ぎる原因として「食事中に食事以外のことをしていませんか?」ということです。
例えば、
テレビを見ながら食事をしたり、
スマホ見ながら食事したり、
パソコンで作業しながら食事をしたり、
実はこれって食べ過ぎの1つの原因だったりするわけです。
食事のときに別のことをすると食べ過ぎやすい
英ブリストル大学のブランストローム博士のグループが行った実験では上記のような結論が出ています。
この研究は22人の参加者を2グループに分け、事前に調査内容を曖昧にした上で、食事中にパソコンゲームの「ソリティア」をしてもらい、他方は食事だけをしてもらった。食事後に、
- 満足感
- 記憶
- 30分後に食べるクッキーの量
を比べました。すると、ソリティアをしていたグループ1の方は食事の満足度が低く、何を食べたかも覚えている人が少なかったそうです。更に、食事30分後にクッキーを与えたところグループ1はグループ2より約2倍の量のクッキーを食べたそうです。
つまり、パソコンゲームの「ソリティア」をしていたグループは、
- 食事の満足度が低い
- 何を食べたか記憶が曖昧
- 間食の量が2倍になった
という結果になりました。研究をした英ブリストル大学のジェフリー・ブランストローム博士は「記憶は食事量の管理に重要な役割を果たす。何かに注意を反らしていると記憶が作られない」とまとめていました。
ついつい食べ過ぎてしまっている人は「何かしながら食べちゃっている」かもしれませんね。
個人的なお話ですが、僕がブクブク太っていたときは夜にテレビ見ながらご飯を食べ、ポテトチップスをガンガン食べていました。
おかげでこんな身体になっちゃいましたけどね(笑)
それから、ダイエットをしたわけですが、その際は家で食事するときはテレビを見ないようにしました。
最終的にはこのぐらいまでいくことはできました。実験結果を知っていたのではなく、食事のときは食事に集中したほうが満足度が高くなりそうだなって感じたからです。ご飯食べてる感って大事ですよね。
もし、あなたが食事中にテレビやスマホ、パソコンなど見ており、食事への満足感が少なく食べ過ぎてしまったり食後の間食に手を出すケースが多い場合は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
ついつい間食に手を出してしまう原因は、環境にあるかもしれませんね。