「果糖」や「フルクトース」ってきくと果物に含まれているので、
って思いがちです。でも、これはイメージだけで実際は違います。
ちなみに「果糖」って果物の糖分が「果糖」って思っている人が多いのですが、イチゴやバナナなど100gに含まれる果糖の量は2g程度です。
実際は「砂糖」や「果糖ブドウ糖」の糖類の方が果糖の含有量が多いのです。果糖や果糖ブドウ糖液糖入りの飲料水100mlには約1割程度の果糖が含まれていることが多いので、500mlのボトルには50mlの果糖が含まれている計算になります。
いや、これは果糖じゃなくて「果糖ぶどう糖液糖」じゃん?ということで、まずは果糖の種類について説明します。
果糖の種類
- ぶどう糖果糖液糖:果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が 50% 未満のもの。
- 果糖ぶどう糖液糖:果糖含有率が 50% 以上 90% 未満のもの。
- 高果糖液糖:果糖含有率が 90% 以上のもの。
- 砂糖混合異性化液糖:上記の液糖に 10% 以上の砂糖を加えたもの(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)。
ちなみにブドウ糖って何で”ブドウ”って知ってる?実は最初に果物の”ぶどう”から発見されたからだそうです。
飲料水でよく見掛ける「果糖ぶどう糖液糖」とか「ぶどう糖果糖液糖」は、トウモロコシやサツマイモなどのでんぷんを、酵素で分解して作り出した液体の糖分です。
ブトウ糖と果糖の血糖値と中性脂肪のなりやすさの違い
ブドウ糖は小腸から吸収され、血液中に入り血糖値を上昇させますが、血糖値を下げるインスリンを分泌させエネルギーに変換します。そして余った分が中性脂肪に変わります。
一方、果糖はそのほとんどを肝臓で代謝されます。インスリンを必要としないので血糖値を上げにくいですが、中性脂肪などに変換されます。余分なものが脂肪として貯蓄されるため、過剰にとると糖代謝異常や中性脂肪の増加や肥満につながる恐れがあります。
血糖値の上昇率は「ブドウ糖>砂糖>果糖」ですが、中性脂肪の上昇率は「果糖>砂糖>ブドウ糖」の順番になります。お菓子やジュースだけでなく果物も1日の目安量があるのでご紹介します。
まとめ
ジュースやお菓子など見るからに甘いものには気を使います。でも、ダイエット中は甘いものも食べたくなる気持ちも分かります。
「フルーツならいいよね!」
となり、ついつい食べ過ぎて脂肪が全然落ちない…。という方もいらっしゃいます。また、果糖を摂り過ぎるとインスリン耐性が起こり、血糖値が下がりにくくなって糖尿病のリスクになります。
フルーツは自然のものなので健康に良さそうなイメージですが、そもそも人間の身体に必要不可欠なものではありませんので適度な量で楽しみましょう。